BRAND

池の端銀革店

池之端銀革店

東京・上野にショップ兼工房を構え、重厚なレザーでギミックの効いたアイテムの製造を得意とする革小物ブランド。若手から70代のベテランまで、職人たちが個性豊かなアイテムを次々と生み出している。まとめあげるのは、一流ブランドのOEMなどを長年手がけ、革に関しての知見も豊富な小野勝久だ。

ITEM INFO

サイズ W190×H90×D15mm
重さ 140g
カラー ネイビー、レッド(全2色)
備考 カード収納枚数:7枚
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カビじゃありません!
ブライドルレザーのブルームについて

新しいブライドルレザーは表面に「ブルーム」と呼ばれる白い粉が浮き出てくる。これは仕上げの際に蜜蝋などのワックスを革の表面にすり込んだものが、温度が下がって浮き出たもの。ブルームはろうそくのロウのような成分で、使用する内に自然と取れていく。気になる場合は、やさしく丁寧にから拭きしてやるだけでOK。
メンテナンス
ブルームがなくなり、重厚感のある独特の深い艶が出てくると、以後はブライドルレザーならではの、深い艶が現れてくる。メンテナンスは表面がかさついてきたら、クリームで脂分を補うなど適正に扱えば、非常に長く付き合える。

メインイメージ

メインイメージ

使い込むほどに深い艶が出るUKブライドルレザーの魅力

ブライドルレザーは、本来は鞍などの馬具に用いられていた革素材。牛のショルダー部分をピット槽で植物性タンニンに漬け込み、後に蜜蝋をしっかりと染み込ませることで繊維を引き締めて作られる。その強靱さ故に、長くつきあえることが魅力だ。その一方で、堅く曲げにくい特性があり、しなやかにこなれていくまでの間や、使い始めは扱いづらい印象を伴う。そこでブライドルレザーを得意とする池之端銀革店では、適切な厚みに剥き、メインフラップはボタン留めができるしなやかさに調整している。 カードポケットは本体側に6、フラップ側に1を装備。コイン収納部は外側に設えられている。フラップを開けることなく硬貨を取り出すことができるうえ、片マチになっているので開口部を中身の視認性と取り出しやすさを実現しているのもうれしい。またコイン収納部のファスナータブ、メインフラップのスナップには、ロストワックス製法で仕上げた真鍮製パーツが使われ、デザインのアクセントとなっている。曲線を活かしたデザインが施されたファスナータブは、小さなパーツながらも手の込んだ作りが美しい。

DETAIL

カラー展開は、ネイビー、レッドの2色。フラップの表面にさりげなく入れられた2本の飾り念が見た目の印象を引き締めている。
外側にコイン収納部、フラップを開けたところに札入れがあるという構造。ブライドルレザーの原皮は牛のショルダー部分。色ムラやシワなど、ひとつひとつ異なる表情が楽しめるのが特長。
フラップ部分のスナップは真鍮パーツを採用。こうしたスナップは止める力が強すぎると型崩れの原因になってしまうが、受け側にイタリアのフィオッキ製パーツを使い、オス側のサイズを調整することで、ほどよい強さを実現している。
札入れ部分は十分なマチが設えられ、収納力は十分。カードポケットは本体内側に6枚分、フラップ側にも1枚分、合計7枚分が用意されている。
コイン収納部は本体外側にあり、手軽に硬貨の出し入れが可能。片マチになっているため、十分な容量を確保していると同時に、硬貨が見やすく、取り出しやすい。ファスナータブの繊細な細工も必見だ。
コバの仕上げはカンナで面取りをした後に、本磨きをかけて入念に仕上げてある。手間を惜しまずに美しく磨き込んだコバは、長くつき合うブライドルレザー製品には最適な仕上げと言える。