BRAND

レディオアオーダー

CYPRIS/キプリス

幅広いライフスタイルで使える革小物コレクションを展開するメーカー・モルフォが展開するブランド。1995年4月、創業とともにデビューしたカンパニーブランドでもある。「正統派ビジネススタイル」を提案しており、全商品が日本製にこだわって熟練職人のハンドメイドで仕上げられる。

ITEM INFO

サイズ W110×H80×D28
重さ 80g
備考 カード収納枚数:2~3枚

メインイメージ

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長財布と組み合わせることを前提に機動力と実用性を追求

 当店で先行して発売している「コードバン&シラサギレザー ハニーセル長財布」「コードバン&シラサギレザー名刺入れ」と同色、同素材を用いたコンパクトな財布が登場した。デザインの主眼に置かれたポイントは、長財布をバッグの中に入れたままにして、頻繁に利用するカードと硬貨、最低限の紙幣だけをコンパクトに取り出しやすい状態でまとめることだ。外革には、アニリン染めのコードバンを使う。芯まで染料を入れる「水染め」とは異なり、革の表面だけにハンドワークで薄く染めを施すのがポイント。素材が持つ本来の光沢を損わず、透明感のある美しい艶を実現している。これを作るレーデルオガワは、コードバンを手がけて40年以上の歴史を誇る染色工房。今やその加工技術の高さは世界屈指とも言われている。内革にはキプリスのオリジナル素材でもある、「シラサギレザー」を採用。兵庫県姫路市のタンナーが、キップ(生後6か月〜2年未満の若い牛から採取された原皮)を使い、タンニンとクロームを使う、コンビ鞣しで仕上げたもの。繊維密度が高くシワの出にくい下地を作り上げた後、表面処理を施している。しなやかさと強度を兼備しながらも、アンティークな風合いを醸し出す美しい独特のムラが特長だ。  カラーバリエーションは「ハニーセル長財布」「名刺入れ」と同様、落ち着いた配色の「チョコ×チャコール」と、開いたときの鮮烈なコントラストがまぶしい「ブラック×レッド」の2パターンを用意した。できれば同色の「ハニーセル長財布」「名刺入れ」とともに3点を揃え、コーディネートしてみたい。

DETAIL

ラウンドファスナー採用の小さなサイズに必要な機能を凝縮
マチがあるものと、ないもの、2つのカードホルダーポケットが設えられている。マチのあるほうにはカード類はもちろん、二つ折りにした紙幣を収められる。
カードだけをまとめ入れすれば5枚前後は余裕で収納できる。少し外に行くだけならこれひとつあれば十分な容量だ。
ラウンドファスナーを開くと、自動的に硬貨収納部が開口。ボックス型の硬貨収納部は中身の視認性が高く、取り出しやすい。容量があるので、小さめのカギなども入る。
サイズ感としては、長財布の1/3程度。一般的なスマートフォンと横幅がほぼ同じで、男性の手に手にすっぽり収まるサイズだ。ビジネススタイルに合わせやすい上質な革素材と、スーツのフォルムを崩すことのないコンパクトさが持ち味だ。
外側にもカードポケットが用意されている。ここには交通系ICカードを入れておけば、パスケースのような運用も可能だ。ポケットは深めで緩すぎることのない絶妙なサイズ設定なので、カードの脱落が起こりづらい。
硬貨収納部の脇にはキプリスの銀箔押しの刻印が入り、デザイン上のアクセントになっている。また、キプリスの製品に必ず見られる「MADE IN JAPAN」の刻印だが、この製品ではカードポケットの背後に入る。裁断、縫製、コバの塗りをはじめとする全工程に、日本の財布職人たちの手業が息づいている証拠だ。
近年は人気の高まりから、いっそう希少性が高まっているコードバン。繊維が整然と並ぶ構造で、独特の滑らかな手ざわりと質感を持つ。レーデルオガワのコードバンは、独自の染色技術で、コードバン本来の艶を活かした透明感を演出している。
ファスナーにはYKKの最上位モデル「エクセラ」を使用。ひとつひとつのコマ(エレメント)に磨きを入れて仕上げ、そのひとつひとつが凝縮した密度で組み込まれている。そのため、新しいうちはやや堅めの滑り。しかし何度も使ううちに角が取れ、適度な抵抗感を保ちながらスムースな動きとなっていく。エクセラもまた、エイジングさせるのが楽しみなマテリアルなのだ。