BRAND

クロコキルト・トート

GRANT グラント

1998年、鹿児島で創業。現在は鹿児島にあるショップ兼工房のほか、六本木と中目黒にもショップを出店する。革を知り尽くし、縫製から彫金細工にいたるまでの全行程をハンドメイドで制作。セミオーダーの革小物をはじめとした、独創性あふれる作りがプロダクツを世に送り出す。

ITEM INFO

クロコキルト・トート

サイズ W335×H350×D125mm
重さ 1082g
素材 帆布
発売日 2015.10.24

商品掲載雑誌

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2015年12月号

雑誌

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究極のキルト技術を上質なバッグに昇華。ALL JAPANの衝撃作、登場!

 グラントは、ハンドソーンの革財布をはじめとした、独創性あふれるモノ作りで人気を集めている。その同社がブランドを新たな方向へ進化させるべく、素材開発から取り組んだ新商品が今回のクロコキルト・トートだ。帆布を使ってクロコ柄を表現するというグラントのアイデアを具現化したのは、日本が誇る老舗キルト工房「メティエ」の技術。6号クラスの厚手の帆布をキルト職人による凹凸加工でクロコ柄に仕立て、前例のないファブリック開発に成功した。熟練のキルト職人たちが「これは忍耐の柄」と言うほど手間がかかり、1日に生産できる生地は僅か5メートルほど。しかし、バッグの表裏でクロコの背割りと腹割りまで表現するなど、素材に対する愛情を持ち続けてきたグラントならではのこだわりが宿った生地となった。

 個性的かつ上品な柄を活かしたシンプルなトートだが、使いやすさを追求した機能美も魅力のひとつ。メイン収納にオーガナイザー機能を備えた仕切りを設け、書類やノートパソコンなどが整理収納できる仕様だ。世界のどこにもない稀少なひと品。生産に時間を要し、生産数に限りがある商品なので、早めのオーダーをオススメしたい。

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メイン収納の中央部に設えたオーガナイザーでスペースを仕切り、書類やノートパソコンなどを整理収納できるようにしている。メイン収納はマグネット式のスナップボタンで、開閉もスムーズに行える。

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カードケースや鍵などの小物を収納するのに便利なジップポケットを内部に装備。また片側の側面にはペットボトルや折りたたみ傘が収納できる専用ホルダーも備えており、日常での使いやすさも追求した。

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グラントのロゴをあしらったボタンは必ず目がいくデザインアクセント。金属パーツを囲むのは、木材を重ねて樹脂で固めた特殊素材だ。プラスチックにはないウッド特有の温もりがあり、強度にも優れている。

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耐久性が必要な箇所には経年変化も楽しめるシュリンクオイルレザーを採用。バッグ底部やパイピング、さらには内装上部にも使用する。内装のライニング生地にはシャンブレー調の生地を使い、高級感漂う仕上がりに。

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背割り&腹割りの凹凸まで表現した
リアルなクロコ・パターン
表地に6号クラスの厚手の帆布を使い、裏地の収縮生地に熱を加えることでクロコ柄の凹凸を浮かび上がらせた。このリアルなテクスチャーを生み出すため、生地の選定も試作を重ねてベストな素材を採用した。バッグボディの表と裏でパターンを変え、クロコ柄の背割りと腹割りまで表現した点にも注目して欲しい。

MANUFACTURE

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栃木県にある工房「メティエ」の技術で、帆布素材にクロコ柄を立体的に浮かび上がらせるという、不規則な立体文様を実現。同社は、昭和35年からキルト加工一筋という老舗ながら、最新の刺繍機を導入するなど従来のキルトとは異なる複雑な柄を次々と生み出している。日本のキルティング加工技術の最前線だ。
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クロコ革の実物を見ながら“背割り”と“腹割り”の柄をPCを使って再現。大小のセルが並ぶ不規則なクロコ柄だけに、繋ぎ目に違和感が出ないかなど、リアルにこだわり何度も修正を重ねた。このデータだけでも相当な時間を要する。