BRAND

薄マチL字ファスナー長財布「MOTHER ZERO」

READY OR ORDER レディオアオーダー

東京・東十条に工房を構える革小物専門ブランド。代々続く財布職人の3代目であり、革職人の技術認定一級資格を持つ井戸崇史さんが、デザイナー兼代表を務めている。ブランド名が示す通り、レディメイドとオーダーメイドの二軸で製品を展開。素材の裁断から縫製、仕上げまで、すべての工程を一貫して自社で行い、高品質を維持している。

ITEM INFO

薄マチL字ファスナー長財布「MOTHER ZERO」

サイズ W185×H95×D10mm
重さ 132g
カラー ネイビー×ショッキングピンク、ターコイズ×ライトグレー、チョコ×ターコイズ、Aグリーン×Dブルー、オレンジ×ネイビー、ターコイズ×Sピンク、ワイン×ブラック
素材 ホースレザー
発売日 2015.4.24
備考

カード収納枚数:7枚~10枚

商品掲載雑誌

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2015年6月号

雑誌

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母艦財布「MOTHER」からの“原点回帰” 馬革×薄マチ×職人財布

 長財布の人気がここ数年続いている。その大きな理由は紙幣を折らずにしまえて、カードの収納力が高いことにある。レディオアオーダーの代表作である「MOTHER」は、こうした基本性能を高いレベルで追求した長財布。名前の由来である「母艦」のなの通り、長財布の王道たる収納力がウケて大ヒットした。しかし一方で、長財布は使ううちにカードを入れすぎて肥大化しやすく、結局バッグに入れっぱなしになりがち……というデメリットもある。

 「MOTHER ZERO」はそんなジレンマを解消すべく、ひとりの財布職人が長財布の“既成概念“に挑んだ製品だ。財布が重く大きくなる最大の要因は、カードの収納枚数が多すぎること。これを最適化し、パンツのポケットに違和感なくしまえる絶妙のサイズ感を模索。ストレスフリーで常に持ち歩ける、“本当に使いやすい長財布”のカタチを徹底追及した。

 持てる限りの知識と経験、アイデアを詰め込み、素材とパーツ、そして構造を徹底的に精査。今回、財布職人として「長財布の常識」に立ち向かった井戸さんの意地とプライドが結実し、ここに新たな名作長財布が誕生したのだ。

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ファスナーを開くと3枚分のカード収納部があり、その裏には紙幣を挟める。計3カ所の束入れの使い分けが利便性を高めるのだ。ここは非常に出し入れがしやすいため、使用頻度の高い千円札を入れておくのがオススメだ。

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紙類が飛び出したり、硬貨収納部のスライダーで傷つくことを防ぐタブ。カード収納部との厚みの差を調整する役割も担っている。

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大きく開き、出し入れのしやすい硬貨収納部。薄くしなやかな馬革の特徴が存分に生きている部分だ。マチがファスナーと重ならないよう工夫することで、全体の厚みを抑えている。

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紙幣収納部はカードホルダーを挟んで2つに分かれている。使用頻度の高い千円札と、高額紙幣、あるいは、高額紙幣とレシートといった具合に使い分けられるのが便利だ。硬貨収納部裏側には隠しポケットも装備する。

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特注の馬革
「ホースハイド」が
独創的なビビッドな
発色を実現
今回はネイビー×ショッキングピンクとターコイズ×ライトグレーの2色を用意。井戸さん自らが染色を監修し、理想とする発色を実現した。艶やかな色彩とともに、絶妙な色の組み合わせこそがこのブランドの真髄だ。
※新色でチョコ×ターコイズ、Aグリーン×Dブルー、オレンジ×ネイビー、ターコイズ×Sピンク、ワイン×ブラックを追加いたしました。

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硬貨収納部にはYKKの薄物用ファスナーを採用。本製品の薄さはこのパーツがあってこそ実現した。薄く小さなスライダーで、指のかかりが良い、特殊な形状で仕上げている。
※左画像のファスナーはサンプルのため、実際の色はシルバーになります。

MANUFACTURE

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レディオアオーダーの工房には、井戸さんを中心に、気鋭の若手職人たちが多数在籍する。厳しい指導のもと日々研を積む彼らが、ひとつひとつのパーツを切り出し、縫製し、磨き上げ、製品へと仕上げていく。いくつものサンプルを経て導き出された理想の仕様は、彼らの手によって現実の製品として、世に送り出されていくのだ。