2016/09/25

「UTOOL」モノ語り(1)長友佑都選手との出会い

こんにちは。ホン・モノ・ケイカク店長のイノです。

今年の夏、皆様にお披露目となった、旅モノブランド「UTOOL」。ご覧になった方は、驚かれたかと思いますが、商品の監修は、セリエAのインテルに所属し、日本代表でも活躍する長友佑都選手です!

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そんなUTOOLの製品群、大変お待たせいたしましたが、今秋よりすべての商品が全工房から出揃いまして、ようやく全商品が入荷しました。予約商品から順番に発送を開始いたしましたので、しばしお待ち下さい!

さて、ちょうどいいタイミングですので、今回から数回に渡って、長友選手と我々がどのようにしてUTOOLを作り上げてきたかを、少しずつお話しましょう。

長友選手とホン・モノ・ケイカクとの出会い

ここだけのお話……
有名人コラボ商品やブランドは「名前だけ」のものも多数ありますが、始まる前はそういうお話であれば今回の取り組みも、お断りしようと思っていました。

しかし、長友選手は、かなり本気でした…。
ご存知のとおり、長友選手はイタリアに渡ってから、おしゃれなチームメイトたちの影響もあり、自身のファッションについて、より深く気遣うようになったそうです。革小物はもとから大好きだった長友選手ですが、ファッション志向が変わったことで、普段持つモノすべての趣味が変わっていきました。
たまたまそんなときに、ホン・モノ・ケイカクの財布に偶然出会い、使っていただく機会がありました。非常に気に入っていただけて、今もそのモデルを愛用してもらっています。
ちなみにその商品は、レディオアオーダーの「MOTHER ZEROプレミアム」 です。
その後、ありがたいことに長友選手から「自分が欲しい商品を作ってもらうことはできませんか?」ということを、直々にご相談いただきました。 こうして、イタリアと日本で、往復書簡を交わしながらのモノづくりがスタートしたのです。
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タレックスで開発を進めていた偏光サングラス。長友さんが特にデザインにこだわった商品のひとつです。

UTOOL誕生までの“3つのキーワード”

作っていくにあたって、キーワードは3つありました。
キーワードの1つ目は「旅」

実際にお話を聞くと、普段の長友さんの生活はクラブでのトレーニング、リーグ戦やカップ戦のための移動、代表に招集されれば約7時間の時差を超えての大移動…と、非常に移動の多い生活であることがわかりました。バッグにしろ財布にしろ、旅先や移動中、ストレスなく使える機能性の高いモノを求めていたのです。
2つ目のキーワードは「キラリと光る個性」

「バランスは必要だけど、デザインや特徴で“ストロングポイント”がある。そういうものが欲しいんです」という長友さんの哲学を反映したデザインです。具体的には、「スーツスタイルにもマッチするデザイン」にしながら、シンプルな中に個性を強調できる「素材感」や「デザイン」であることです。
3つ目のキーワードは「Made in Japan」

様々なメゾンブランドの商品を使う長友さんが、ホンモノケイカクの商品に触れて、改めて感じたのが、日本の革小物職人が創造する製品の、細部の作りの良さ、そして使いやすさでした。常に使う人のことを考えながら、英知を積み上げてきた日本の職人。自身がFC東京から世界を代表するようなサイドバックとなって羽ばたいたように、日本から発信して、世界中の人々に喜んでもらえるような商品を送りたいという願いも込められています。
こうしたテーマをもとに、何度か商品のイラストや仕様書などをミラノとやりとりすること約半年。 セリエAの2015-2016シーズンの終盤に、ミラノの長友選手を訪れます。スーツケースに、できたてホヤホヤの製品のファーストサンプルを満載にして…ガチンコの商品開発ミーティングのはじまりです。
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(つづく)
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店長 イノ
ホン・モノ・ケイカク店長。商品プロデュース担当&バイヤー。大学卒業後から一般誌やモノ系雑誌などのさまざまなメンズ系雑誌編集経験を15年経て、雑誌から発信するセレクトショップを立ち上げる。プライベートでは海川問わず釣りを愛する。一児の父。