2016/09/27

スクモレザー薄長財布「JAPAN BLUE」~天然由来の藍染が醸し出す小さな個性

大変ご好評をいただいているスクモレザー薄長財布「JAPAN BLUE」。先日早くも3回目のロットが入荷しましたが、すでに予約分で一気になくなり…さらに追加生産を依頼中です。

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作るのにかなり手間のかかる革ですが、在庫切れの際は予約商品となりますが、しばしお待ちいただければ幸いです!

化学薬品を一切使わず自然界からとれる原料のみを使用

さて、そんな折、お買上げ頂いたお客様から「スクモレザーの財布(熨斗目色)の表面に白い点がありますがこれは何でしょうか?」というお問い合わせをいただきました。

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中央に見える、ごく小さな白い部分です。
この藍染革「スクモレザー」は、化学薬品を一切使わず、自然界からとれる原料のみを用います。その材料のひとつに、藍を発酵させるため木灰をつかった灰汁(あく)を入れています。最終仕上げの際、この灰汁を伏流水で洗い流し空気と触れさせることで、藍が化学反応を起こして青みを増していきます。
そのとき、灰汁が完全に抜けずに少し残ってしまうことがあります。
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こうして青く染まりきらなかった部分が、ぽつんと残った白い部分なのです。
江戸時代から育まれて、人の手でのみ作られる「天然藍灰汁醗酵建」の手法では、こうした現象も含め、天然由来の藍染が醸し出す個性のひとつです。無論、大きなムラは生産時に省きますが、ごく小さな部分は、当店では藍染革の「個性」として認め、販売させていただいております。
何卒ご了承をいただければ幸いです。
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以後、商品ページなどでもこの内容を追加して紹介させていただく予定です。
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店長 イノ
ホン・モノ・ケイカク店長。商品プロデュース担当&バイヤー。大学卒業後から一般誌やモノ系雑誌などのさまざまなメンズ系雑誌編集経験を15年経て、雑誌から発信するセレクトショップを立ち上げる。プライベートでは海川問わず釣りを愛する。一児の父。