BRAND

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Cramp クランプ

東京・上野にある池之端銀革店を母体とするブランド。ヘビーウエイトのレザーを用いたベルトを中心に、素材の風合いをいかした製品を作り続けている。コインケースが独立して使える二つ折り財布など、独自の視点でデザインされたアイテムも多く、その技術やアイデアは熱烈なファンを数多く生んでいる。

ITEM INFO

サイズ W115×H95×D12mm
重量 70g

メインイメージ

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これぞジャパン・クオリティ。大人気財布の“ミニ”モデル

 最上級素材のみを扱う欧州メゾンブランドのコレクションに加わり、感度の高いニューヨーカーをも魅了するなど、世界にその名を轟かせている日本の天然本藍染革「スクモレザー」。深く鮮やかな青を纏ったこの革は、複数の職人技のバトンリレーによって生み出される。染色原料には、徳島で阿波藍の伝統を守る藍師が育てる、約600年の歴史を持つ無形文化財の天然染料「蒅(すくも)」を採用。これを使い、反物を手掛けてきた京都の本藍染職人が天然灰汁醗酵建藍染で染色。その後に兵庫・龍野のタンナーで仕上げ加工を施し、色落ちしない、しなやかな革ができあがる。
 本作はこの革を使い、爆発的ヒットとなったクランプの「L字ファスナー薄長財布」をショートモデル化したものだ。そのサイズ感は、デニムやパンツの前ポケットにすっぽりと収納できる絶妙なコンパクトさ。計算された内装デザインで、極小財布ながらも必要十分な収納力と使い勝手を誇る。キャリア60年以上の革小物職人が1本ずつ丁寧に仕立て、製品にさらなる品格を与える。また、内革にはしっとりとした質感の植物タンニンなめしの牛革を採用。通常なら外側用の革を内革に用いた、どこまでも贅沢な仕様のミニ財布だ。

コンパクトで美しく、実用的!
計算されたデザインと熟練の手仕事
中仕切りはコインまたはカード2枚を収納できるポケットタイプ。カードがぴったり収まる約55mmというスリットの深さは、コインの取り出しをスムーズに行える絶妙な寸法取りだ

詳細写真

内装の両サイドにタブを設け、カードや折りたたんだ紙幣を収納しても飛び出さない仕様に。コンパクトな設計ながらも、ミリ単位で計算されたデザインで、使いやすさを重視している

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ファスナーはYKKの最高級品「エクセラ」。スクモレザーの色や風合いを引き立たせるため、古美調仕上げのファスナーと引き手を採用した、この別注品だけの仕様だ。

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本品ではクランプの十八番とも言えるコバの本磨きを封印。革の性質とミニ財布としての機能を鑑み、高い技術を要する「ヘリ返し」と「袋縫い」を採用した。ベテラン職人、村山寅夫氏の技がここでも光る

MATERIAL

京都の染師が生み出す世界でも
類稀な天然本藍染革
牛革を世にも美しい藍色に染め上げるのは、京都「浅井ローケツ」二代目・浅井直幸氏。伝統的な天然灰汁醗酵建藍染にこだわり、呉服の染色で培った感性を革に応用する。染色原料には、国指定無形文化財である徳島県の阿波藍を使用。染めては空気に触れさせる作業を何度も繰り返すことで、繊細で味わい深い藍の表情が生まれる。
藍は生き物。染色力の強い藍を立てられるかどうかも、染師の技術だ。写真のように美しい紫色をした藍の花が咲いた状態が、染色にはベスト。空気に触れて酸化すると藍が弱まるので、染師はタンクに日本酒を入れて再発酵を促す

MANUFACTURE

キャリア60年以上の革小物職人
村山寅夫氏の技が凝縮
本品を手がける職人は、キャリア60年以上の大ベテラン・村山寅夫氏、ただひとり。1本ずつ確実に仕上げるのは当然ながら、同系の職人の中でもっとも手が早く、国内でも屈指の技術レベルを誇っている。均等に薄く漉いた革を、無駄のない所作で手早く丁寧に縫い上げ、財布に仕立てていく。手の平サイズの財布は、熟練職人の技が凝縮しているのだ。