2018/01/03

縁起がいいとされる革素材

前回は、暦の吉凶の話をしましたが、実は革の素材ごとにも古くから縁起のいわれがあるそうです。ここでは中国で古くから伝わる風水の思想に基づき、財布の素材ごとの縁起をご紹介しましょう。
ちなみに風水の思想では、財布の素材は「天然の本革」がオススメである場合が多いようです。

牛革


古代中国では豊かさの象徴。また、五行に当てはめると牛は「土」の気を持つため「安定してエネルギーを蓄える素材」なのだそう。
質のいい牛革の原皮は、食肉としての消費量が多いヨーロッパ産や北米産が多数を占めます、それらはイタリアやドイツ、フランス、そして日本のタンナーの元に送られ、個性的なレザーとして生まれ変わります。
ちなみに和牛は脂分が多いため非常になめしにくく、革製品として使われることが稀でした。しかし近年、上質な脂を持つ松阪牛を特殊な方法でなめし得も言われぬ艶感を放つ「松阪レザー」が注目を浴びています。当店でもこちらの商品を取り扱ってますのでぜひお試しください!

馬革


馬は旺盛な生命力や富を象徴する動物で、財運や、事業運をアップさせると言われています。また、古来より中国では、馬が沢山の財宝を持ち帰るということから馬蹄を拾うと幸運であるとも言われます。風水では馬蹄形「入ってきた良い物を逃がさない形」として、開運の象徴として使われるそうです。そんなわけで、馬は風水ではとても良いモチーフ。
風水ではありませんが、馬は十二支のひとつなので、こちらでもおめでたい動物とされています。
馬革といえば、背中部分のしなやかな革でバッグなどでも使われるホースレザーや、お尻の部分の稀少な革・コードバンが人気です。特にコードバンは1頭のお尻の革1枚から、長財布が2本ほどしかとれないのですが、年々生産量が減少しており、稀少性が毎年高くなっています。コードバンに関しては、日本には世界で2社しかいない専門タンナー「新喜皮革」さん、そしてこれまた世界屈指の加工技術を誇る「レーデルオガワ」さんがいます。当店で人気のキプリス「ハニーセルコードバン財布」は、レーデルオガワさんのアニリン染めコードバンを使用しています。

ワニ革(クロコダイル)


ワニは龍の化身とも言われ、風水では、あらゆる気の源で、最高のシンボルとされているそうです。また、獲物を一度くわえたら離さず、決して吐き出さない特性になぞらえて「財を手に入れたら離さない」という財運アップの縁起物とされています。
革だと言うまでもなく、イリエワニやナイルワニに代表される「クロコダイル」が最高級品。流通品で入手できる革の中では、もっとも高価な素材です。
全体がクロコ革で覆われた財布は、お値段も飛び抜けています。しかし、デザイン的に派手すぎて、ちょっと使いにくい…という方もいらっしゃると思います。そんな方にオススメなのが、YUHAKUが贈る、手染めナイルクロコ+コードバンの、ラウンドジップ長財布!
背中の部分だけに、最高級のナイルクロコの竹フ部分を用い、手染めで青のグラデーションを利かせた逸品。しかも、縁起のいい馬革=コードバンとのコンビで、シックで美しい、大人のデザインに仕上がっています。生産本数が少なく、入荷量が少ない別注の稀少品です!
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店長 イノ
ホン・モノ・ケイカク店長。商品プロデュース担当&バイヤー。大学卒業後から一般誌やモノ系雑誌などのさまざまなメンズ系雑誌編集経験を15年経て、雑誌から発信するセレクトショップを立ち上げる。プライベートでは海川問わず釣りを愛する。一児の父。